|
「南方熊楠からの手紙」展-新発見18 の資料など-
< 展示期間 > 平成27年7月1日〜9月25日
南方熊楠(みなかたくまぐす)(慶応3 年・1867 年-昭和16 年・1941 年)は、博物学者であり、生物学者、民俗学者でもあります。
和歌山県で生れ大学予備門(後の第一高等学校)を中退後、明治19 年。19 才で渡米。ランシング大学農科に入学して中退。中南米各地を放浪し動植物の観察・採集をしました。明治25 年英国に渡り、ロンドン学会の天文学懸賞論文に当選します。10 数ヵ国語に通じ大英博物館東洋調査部に入り資料整理に尽力しました。この頃亡命中の孫文と交遊があります。明治33 年に帰国後は、菌類の採集、特に粘菌の研究で新種七十種を発見しました。著書に『南方閑話』『南方随筆』などがあります。
|
|